訪問先でおしぼりが出てきたら、それだけで大変にうれしいものですが、そこにもうひと工夫の演出がされていたら?
サプライズのような演出に「自分は歓迎されているのだ」といううれしさが加わります。素敵なサプライズは、強く印象に残るものです。

おしぼりで素敵な第一印象を

おしぼりは、お客様をお迎えするとき一番始めにお出しするものです。ですので、第一印象で好印象を決定づけるには最高のアイテムです。特に大切なお客さまをお迎えするときに、季節感と一緒に「本日はいらしていただきありがとうございます」という歓迎の気持ちが表現できたら、素晴らしいおもてなしになりそうですね。またおしぼりで日本ならではの四季を表現できたら、外国の方にもよろこばれそうです。

まず今回は、春のおしぼりのアイディアをご紹介します。

おしぼりで春のおもてなし

日本の春といえば「桜」。開花予想で日本中が沸き立つ季節です。この「桜」を使用して、春のおもてなしをします。

まず桜カラーの淡いピンク色のおしぼりが用意できたら、春らしさ満点です。あくまで品良く仕上げたいので、ソメイヨシノのような、限りなく白に近いピンクを用意して欲しいところです。

おしぼり受けは、桜の枝をイメージした、木材のものが最適です。濃いこげ茶色ですと淡いピンクが引き立ちます。

さらにアロマオイルでおしぼりにうっすらと桜の香りづけをしても良いでしょう。
ただし香りは好き嫌いがありますし、料理や飲み物をいただく場合は味に影響を与えてしまいます。シチュエーションをよく考えてつけるようにしましょう。
つける場合も、あくまで手を拭いた時にほんのり香る程度を心がけましょう。
特に温かいおしぼりは香りを強く感じやすいので、注意が必要です。